2008年11月12日水曜日

Anthem X デビュー

「チェンジ!チェンジ!チェンジ!」
NRSからAnthem Xにチェンジしました。

Anthem Xの完成写真です。(身長174cm、股下79cm)
パーツはそのまま。フレームサイズをSからMに変えたので、ステムを110→100mmにして、トップ長で10mmだけ大きくしました。ただ、シート角が72→73.5度と立ったので実際のところはもっと大きくなっているかもしれません。ホイールベースでは20mm長くなっています。今まで、バイクが小さい、ポニーみたいだとさんざん言われていたのでこれで改善できたはず。ただ、フレームサイズが大きくなってハンドルを切るとブレーキレバーがトップチューブに当たるようになってしまいました。デビュー初日にへこましたら最悪なので、トップチューブは発泡スチロールで養生してあります。

 開店前のショップに押し入り、リアショックに適当に空気を入れ(140psi)、適当にリバウンドを調整しただけで百々に突入したのに関わらず、まずペダリングの軽さに驚きました。NRSからの乗り換えの違和感は皆無です。バイクを左右に振っても、ハンドルで左右に振り回しても、コーナーを回っても、軽いし、スムーズだし、安定しているしで、思わずにんまり。ヘッド周り、BB周りがヨレなくなって、フロントフォークがしっかり仕事するようになったのにも驚きました。NRSのときはペダリングの重さと、左右に振ったときの不安定さが気になったのに全く違います。オフロードの上りに入るとリアの接地感にも驚きました。多少路面が荒れていても、ふわふわとよく動くリアが地面を捉え滑りません。そのまま蹴ってペダリングのタイミングで押し出してくれる感じがします。NRSのときは、多少のリアを押さえつける感じがタイヤが滑り出すのを抑えてくれてましたが、Anthem Xはさらにペダリングに合わせてライダーを押し出してくれてる感じさえします。NRSに付いていたSIDに比べて、FOX RP23はとてもよく出来ていて、ProPedalをONにすると蹴り出す効果の加減がちょうどいいところになります。ふわふわしているとセクションによっては邪魔になるけど、ProPedalがONならばまったく気にならないのです。荒れた上りの以外にも、上りの急なターンのときにも有効で、リアがタイミングを取ってくれるので、ライダーはフロントタイヤをラインに乗せることに集中していればバイクは安定して回ってくれます。スピードを出してトレイルを走ると、フレームがカーボンからアルミに変わったことの効果も大きいと感じました。

 まだ、バイクを傷つけたくないので、下りはビビってインプレできるところまで乗れてません。でも、乗っただけで速く走れる感じがします。

 教えたくないけど、速くなりたかったらAnthem Xに乗り換えるべき。

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