試走
菖蒲谷公園と聞いていたので、かかみののようなのどかなところを想像していたが、会場は山頂で、公園のような広場はないし、受付の場所から見えるコースは砂のはげ山の急斜面で面食らった。受付で会ったえーがな専務はもう試走していて、「すべる、すべる」と連呼するので緊張しまう。どうも自身の性格の問題なんだろうが、想定と違うことが起きると対応が出来ない。初見のコースはどうも苦手だ。
コースインすると最初から斜度がきつい。インナーxローにしてサドルの先っちょにケツをぶっ刺してぎりぎり上れるかどうか。最大斜度の箇所は乗れてないライダーも多く、ここは本番は集中しないと。コース幅が狭く、 コーナーがタイトでRが一定でないから、ゆっくり走るぶんには難しくないけど、ちょっとスピードを上げると、出口で曲がりきれなくなって難しい。適当にバイクを寝かして旋回しようとすると路面がもろくくずれたりするのでうまくいかない。下りは見た目は激しいがブレーキが効くのでエスケープの必要なし。ドロップオフは1回目は止まって見ていたら怖くなってエスケープを通ったが、2回目はうまくいった。
菖蒲谷のコースは、Jのコースというより近所にあったら楽しいトレイル。 慣熟度が上がるといくらでも速くなれそうだ。
レース
超前乗り。Photo by 巨匠佐野大先生 |
召集は6番目。J3はままつのポイントがもう反映されている。しかし、二列目の好位置を生かせず、スタートは出遅れた。LOOK QUARTZペダルは泥はけは最高だけどスタートのキャッチがしにくい。しかし、そんなことより、周りより踏めてない感じで舗装路の上りでどんどん置いていかれる。
シングルの入り口では5人くらい前が上れず足つきして渋滞してる。流れ始めるのを待って乗っていこうとしたら、思いっきりひっくり返った。何人かに抜かれて焦るが、焦りすぎて再乗車もうまくいかない。とりあえず押して歩いた。半周ほど走るとようやく落ち着いて身体が動くようになって来た。
駐車場まで戻ってきたら、妻に「へたれてんな!」と野次を飛ばされた。ここまで何人か抜いてきたけど19位。だいぶ遅れた。上りで抜いて、丸太越えで抜いて、タイトコーナーで抜いて、さらにペースアップしようとしてMTBがスライドしてコケる。また抜かれる。路面がもろいので滑ると速過ぎて立て直せない。
2周目に入ると、3人の小集団になっていた。2人抜いて11位。コースの折り返し地点で、カツラさん、hamaさん、飼い犬さんが少し前にいることが分かるが、ペースアップしようとしてまたスライドしてコケて抜かれる。こんなことをしているうちに自信がなくなって、だんだんコーナーを攻められなくなってしまった。
上りできちんとサドルに座っていられず、サドルの先っぽに座り、腰の力が使えず、腕に荷重が乗ってるのがわかる。いかんなと思いつつも、レース中にフォームを直すことができない。
3周目に入った頃には、コーナーを攻める自信がなくなっていて、守りの走りになってしまった。
12位 40ポイント
レースから帰宅すると娘が発熱していた。家族を連れて参戦するから、1歳の娘がぐずらず、ちゃんと移動できるかが最大の気がかりポイント。今回の3時間半ぐらいの移動時間がぎりぎりな感じ。
後日
翌日、出社したものの、体調不良で午後から休暇。発熱した。
思い出すと、レース前夜のホテルでパンツ一丁で寝たら夜中寒かった。もうその時点で駄目だったような気がする。レース前夜のすごし方で失敗したのは何度目か。気をつけよう。
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