2009年10月11日日曜日

J瀬名

 金曜日の帰り、フェルビナク軟膏を買ってきた。しばらく前から痛むようになっていた腰がどうにもならなくて仕事で座っているのも辛い。低くしたハンドルが腰に負担を掛けた原因かもしれないので、レース前だけど、セッティングを変えることにしてハンドルを上げた。
 土曜日、起きると薬のおかげで痛みは和らいでいたものの、腰の違和感はそのまま。レース中に爆発しませんように、、、と祈るように石川に向かう。白山市に入るころ、ひろきさんと一緒になったので、地元ライダーに先導してもらって試走する。去年、あんなに走れなかったコースなのに案外上手く走れる。先導が上手いのか、コースがやさしくなったのか。きもだめしは何度もチャレンジしたけれど、ビビって足が出てしまうので、レースでは降りることにした。腰を温存したいので試走は2周でおしまい。去年入って良かった「一里野温泉の天領」に行き、ぬるめのお湯で身体をほぐした。ここはお湯がいい!しかし露天風呂に入っているときはなんともなかったのに、施設から出ると激しい雨。コースがドロドロ...と考えると気が滅入る。マッドレースは嫌いだ。
 宿は少し戻ったところにある「やまとも旅館」へ。ネットから予約したときは写真からあまり期待していなかったが、仕出しがメインの宿のようで食事は良かった。部屋は16畳?の和室。二人だけにはあまりに広い。寒さのためか、ガチガチに固まった脚を弛めようと、布団に入ったり、ストレッチをしたり。白馬のときもそうだったけれど、自分は寒さに弱い。
 日曜日、当日。案の定、朝から食欲が無い。いつもスタートで失敗するので、早めに宿を出て、長めにアップをする。アップの最後でスタートの練習。先週のかかみのでOh!ハシくんに聞いたけれど、やはりLOOKのQUARTZペダルはSHIMANOのSPDのように"ツルッ、パチン"とは嵌らないらしい。慌ててペダルを蹴ってへんな角度で踏まないようにしたほうがいいとアドバイスをもらったので、前もって練習していたけれど、本番で失敗しないように復習しておく。
 ゼッケンは533。8人ずつで4列目。真ん中しか空いてなかったので一度グリッドに着いたけれど、不安なので右端を空けてもらって並びなおした。
 スタートは成功。クリートは一発で嵌らなかったけれど、そのまま踏みながら足をペダルから浮かせてクリートを嵌めた。今シーズン一番のスタート。グリッドからポジションアップして最初の坂を上り始めるが、腰痛のせいで重いギアを踏む勇気がなく、前の人に着いていくのがやっと。右から左から元気な奴らがどんどん抜いていく。2/3程度上ったところで右のシューズがハスられてバックルが外れてしまう。ピンク色のジャージの人が抜いていったけれど...まさかね。走りながらバックルを締めなおしたけれど、ずいぶんロスした。
 シングルの入り口では渋滞が始まったところだった。着いた人が悪かったようで、最初の下りが激遅。オレに遅いって言われちゃあダメだよと思いながら下りきってシングルを走り始めるが、プチドロップで何人かコケている。しめしめ、ここは昨日、地元ひろきさんに教えてもらったシークレットラインでごぼう抜き!と思って、左脇のブッシュに突入したらいきなり丸太があって前転した。さすがシークレットライン、練習では上手くいったけれど、本番では使えないぜ!
 きもだめしを降りてやりすごし、田んぼの終わり辺りで50位と告げられる。レース前に瀬名と修善寺で50ptあれば昇格できるはず、今回は無難に30pt確保と思っていたので、このままキープしていればよし!そう思ったら、これ以上力が出なくなった。
 レースはその後もコケたりしながらも数人かわし、45位でゴール。

 後日確認したPolarのデータは、レース中の平均心拍が166、最高でも179ととても低い。(今シーズンの最高心拍は192)最低限のポイント確保に終始してしまい、レースというより強度の高い練習になってしまった。ランキングが出てから、なぜ全力でいかなかったのかと大後悔。

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