2010年8月1日日曜日

J白馬スノーハープ

 ブログを書くのがすっかり遅くなってしまった。
忙しかったせいでもあるけど、結果が出せず、なかなかPCに向かう気にならなかった。

去年の白馬は、泥でうまく走れずレース中にめげてしまった敗北のレース。今年はそのリベンジをしたい。レース前のランキングは126位。残留赤信号。目標は60位。ポイント15点は欲しい。

当日は晴れ。昨晩降った雨の影響でシングルのぬかるみが気になるけれど、それほどでもなさそうだ。グリッドから後ろを見ると、わずか1、2列。抜かれる心配は必要なさそうだ。
号砲から一呼吸おいてクリートをはめる。前に出たいけれど、落車に巻き込まれるのを警戒して最初の上りで全体が落ち着くまでは前と距離をおく。上り始めると周りの速度はそれほど速くない。少しでも前にいけそうなラインを選んでガシガシ漕いでいく。前にtakaさんがみえる。下りに入り、砂利の路面にビビっている選手を横目に上り返しに備えてギアを掛けていく。このへんは滑りやすいかかみので練習してきたのが活かせてる。最初のシングルに入る前にtakaさんを抜いたが、大渋滞のシングルをバイクを押して抜けると、takaさんは前にいた。いい目標になってくれそうなので、ついていくことにした。

元エリートのtakaさんにどこまでついていけるか心配だったけれど、1周目を終えても、まだついていけてる。 自分自身にいいぞ~と励ます。

 2周目に入って辛くなってきたが、takaさんにまだ後ろについていることをアピールする。上り返しを使って、少しだけ前に出て、踏まずに後ろに下がる。もっともっと引っ張れ~。
後半の激上りがヌルヌルで、進まないくせにペダリングに気を使わされるので、精神的に耐え切れなくてバイクを降りる。激上りは押したほうが速いくらいだが息が上がる。次のシングルを抜けると少し離されてしまった。ダブルトラックで追走し、次のシングルの激下りに消えていくtakaさんの姿を捕らえた。追いつくためにオーバースピード気味に激下りに入ると、思った以上に轍が深くなっていて、リアタイヤが轍に弾かれて、転倒してしまった。
ここで、takaさんは完全に視界から消えてしまった。

追う目標が無くなって、リズムを失ってしまった。シングルがうまく走れない。転倒した精神的ダメージがあるのか、ラインがうまくトレースできない。バイクを押さえようと上体に力みが入って、余計にスピードが落ちる。
 何回もパックに抜かれるが、追う気持ちが湧いてこない。

3周目に入って、ピンクのお尻が現れた。あー、女子選手に抜かれたのか。周りにはtajikaさんに、オーノさん。知り合いばかりだ。いつまでの凹んでいてはいけない。ようやく進む気持ちが戻ってきた。なにげに見ると、サスがロックアウト状態。突然シングルが走れなくなったのは これのせいか。
しばらく矢沢みつみ選手の後ろで走っていると、出力はそれほどでもないのに、バイクを進ませようとする気迫が伝わってくる。下りではギアを掛けてスピードを溜めて上り返しに備え、上りきったらすかさずカチ、カチ、カチッとシフトアップする。周りの男子は辛くてあえいでいてシフトアップのタイミングも遅らせ気味なのに、決してサボろうとしない。

結局、速く走るということはそういうことか。





 気合を注入され、tajikaさん、オーノさんを千切る。

その後、結局、この二人にも抜かれてしまったけれど、よい勉強になった。レース中に弱気になってはいけない。前に進ませることだけに集中すべきだ。タフになろう。

79/95位

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