2009年6月11日木曜日

矯正中

 おっさんなので、がむしゃらに負荷を掛けても強くなれない。がむしゃらにやると疲労しすぎて、かえって一週間の練習が薄くなる。それから、感覚でマスターするより、理屈をアタマで考えて実行したほうが早い。頭でっかちなのだ。

 負荷を掛けるようになってから痛むようになった右足は、2、3日休めても全力でペダルを漕ぐとすぐに痛み出す。どこか原因があるはずなので、椅子に座って足を観察してみる。筋肉の張り、筋肉の付き方、ゆっくり動かして、どの筋肉が働くのか、関節の動く向き、筋肉ごとに力の出せる向きと感じ方、力んだときのズレ。それから、実際に自転車に乗って、踵を立てたり、膝を開いたり、いい感じのときと痛むときでは何が違うのか観察してみる。足を靴の中で横方向に回転させたとき、5-6時で踵が落ちる感覚が再現できた。
 わかったのは、ねじれ。力むと踏み込むときに微妙にかかとが内に入り、内から外に蹴る形になって、かかとで踏んでしまう。9-11時の踵が外を向くのと、1-3時で小指が落ちるのは、それを補正しようと足が動いているからだった。どうりで右足が感じるペダル軸が左足で感じるそれと違うはずだ。

 現象が掴めたので、ただ今矯正中。
矯正なので日常生活でも気を使っているけど、効果はすごくあって、立っても歩いても右足と左足で感じ方が違ったのが、感じが近くなってきた。ふくらはぎの痛みもなくなってきて、なんというか、両足で立っている安定感が出てきた。

0 件のコメント: