2011年10月30日日曜日

NRS納車

 朝9時の約束だったけれど、それより少し前に下の弟は来た。
 シート、ハンドルの調整の仕方、サスペンションのセッティングの出し方、日々のメンテナンスなど2時間ぐらい説明をして、携帯工具やチューブなどの必要になりそうなものを一式用意して渡したから、しばらく乗る分には困らないだろう。
 「でらはえー」と喜んで乗って帰ったのを見て、気が抜けた。写真も撮らなかった。うまく言えないけれど、親が子供を送り出す気持ちなのかなぁと思った。



部品を取られてさみしい
自分のANTHEM Xは雑巾で拭いただけで、それ以上なにもする気になれなかった。



















多段変速ができる10速のエルゴレバーはもう入手困難
夕方、暗くなってから、上の弟が来た。
 上の弟にはロードをあげることになっている。
 今朝「転倒したときに傷ついたレバーの修理について相談したいので現物を見てもらいたい」と電話したときは「今日は用事があるので行けない」という返事だったのに、今日来たということは、それだけ楽しみにしてくれているのだろう。

 レバーは交換するにはもったいない程度なので、これ以上塗装が割れてこないように、タッチアップで直してみることになった。
 塗装は昔、ルアーを作っていたことがあるので、それなりに失敗の経験はある。当時使っていたエアガンは処分してしまっていて、刷毛塗りしかできないから、元通りにはほど遠い出来にしかならないけれど、出来るだけきれいに仕上げてみよう。

2011年10月29日土曜日

NRS 完成

 完成した。
 明日、引き渡すことになっているので、その前にテストライド。渡してしまったら、調子が悪くなってもすぐに直せないからね。

 事務所に行く用事があったので、名古屋城のお堀の前で写真を撮った。けれど、iPhoneの液晶は直射日光の下ではほとんど見えず、適当にシャッターを押したので、今見てみると残念な出来。明日、もう一回撮ろう。

 NRSは、Jでエキパ昇格を決めたバイク。当時のセッティングメモを見てサスペンションをそのままに合わせてみたけれど、フロントもリアもすごく柔らかく速いセッティングになっていて、すごく過激☆当時はこんなセッティングでもカラダが反応して乗りこなせていたんだなーと自分自身に感心した。
 NRS自体は調子の悪いところがあるどころか、今乗ってもなんで乗り換えたんだろう?と思えるほど楽しいバイクだった。当時のフルサスはよく動くサスペンションでショックを吸収する方向だったから、路面の起伏や加重の掛け方でバイクの姿勢がすぐ変わるし、サスペンションのリバウンドのダイヤル1クリックでアンダーステアが出たり消えたりする。速く走るには今のANTHEM Xの方がいいけど、乗りこなす楽しさはNRSの方が断然上。

 今度、ANTHEM Xも速い足回りにしてみよう。操るのがムズ楽しくなるかもー。

2011年10月27日木曜日

NRS組み立て 細かい仕事

帰りにホームセンターに寄ってきた。買ったのはこれ。
個人的に絶対の信頼を寄せている3Mの両面シートと、Loctiteが売ってなかったのでその類似品。
フラペは持っていた安物。ピンが出過ぎていて痛そうなので、Loctiteを塗って出しろを調整する。
フレームを磨くときに外したエンブレムの裏に、両面シートを短冊に切って貼る。
エンブレムを張ると表情が引き締まる。完成間近。
あとは、ケーブルとフレームが当たるところに養生テープを貼ったり、あれやこれや。

こんな細かい仕事を喜んでやってくれるショップが欲しい!

2011年10月23日日曜日

NRS組み立て


 NRSのヘッドパーツが届いたので、ドナー(ANTHEM)からコンポの提供を受け移植。どんどん組み立てます。シフトワイヤーの買い置きがなかったので、夕方ショップに買いにいきました。薦められてジャグワイヤーのコーティングワイヤーを買ったのでちょっと楽しみ。





 細かい部品が届いていないものの、来週には渡せそう。

NRSのヘッドパーツ

 GIANT NRSのHeadsetは、純正はFSA Orbit SPXですが、それと互換のあるもので、今でも入手可能なのは、HOPE Integrated Headsetです。FSA Orbit SPXは、ロープロファイルタイプのベアリング受けのカップ + Cane Creakのインテグレーテッドタイプのベアリングという変則仕様です。詳しくはHOZANのページの解説をみてください。
 ベアリング受けのカップが再利用できそうなら、Cane Creak 40ISあたりでも良さそうです。私の場合、カップが錆だらけで交換したかったのでカップが付いているHOPEを選択しました。(写真の図2、3です。)このHeadsetは、ベアリング受けに割りが入っているので専用の工具を使わなくても手で付けられるのが良いです。
 GIANT TCR, OCRなど、ちょっと古いGIANTのインテグレーデット(インテグラルと名称は似ているけど別物)は同じHeadsetのようなので、探している方は参考にしてください。

2011年10月22日土曜日

くいしんぼう

梁川さんと秋服を買いに、長島のジャズドリームに行く。
妻は、お腹が大きいから自分は服が選べないからどうしようと直前まで迷っていたが付いてきた。

 どうやら、買い物の後、名古屋の割烹屋に行くんじゃないか?と思って付いてきたらしい。けれど、梁川さんは夕方から仕事になって帰っていきました。ざんねんねー

2011年10月20日木曜日

予定日

予定日まで残り1ヶ月を切りました。

これまであんまり実感が湧かなかったけれど、最近、仕事中に携帯が鳴ると、「もしかして生まれた?」 と、思ってしまう。それで携帯を見て、ぜんぜん別の仕事の電話番号で安心したりする。
そんな簡単なものではないのかもしれないけれど、楽な出産であってほしい。間違っても立会いはしません。

2011年10月19日水曜日

堪忍袋

 保険屋の自己中さに電話越しにキレた。

 フレームを替えてもらう話しだったけれど、気持ちよく乗れそうにないからもう要らないやー。
仕事以外でわずらわしいことは避けたい。

2011年10月16日日曜日

かかみ野MTBフェスティバル

 今はJのようなガチンコのレースに出るほど調子が良くないので出てみたけれど、久しぶりに会う方々も多くて、なんだかそれだけで嬉しくなった日でした。Jのガチンコな雰囲気もいいけど、たまには地元のレースも和やかでいいですね。

 レースのほうは、3時間耐久。
 始まってしばらくすると、前にあの雷太さんを発見!!これはめったにない機会と思い、ずうっと後ろを走らせていただいた。私が付いていけるぐらいだから、上りも下りもコーナーも、流石!なーんて思わせられる速さはなかったけれど、上りのフォームがすごくきれいでずっと観察してました。誰でも多少は体の左右で力の入れ方や動きに癖があったりするものだけど、ぜんぜんぶれないし、無駄な力が入ってないのが見ててわかるから、ここは流石!と見とれてました。 あんまりぴったり張り付いていたから嫌がられたのか、1周したところで先に行けと手で合図を出されてしまった。
 ここから先行しているカツラさん、飼い犬さんを追うことに。ただし、3時間のレースなんて無駄な力を使ったら最後までもたないとわかっていたので、とにかく省エネ走行を心がけ、ときどき飼い犬さんのオレンジのジャージが見えて近づいたり離れたりするけど、力まないように走る。そのうち、頂上の階段を越えたSTの入り口で飼い犬さんが止まっていたので、棚ぼた的に追いつき、抜かさせてもらう。その先の下りでカツラさんも捕らえることができた。カツラさんのほうが上りは速いけれどいつもの速さではなく、下りは僕のほうが速いので、ちょっとだけ上りを頑張ってSTに先に入ってアドバンテージを作った。今日意識すべき二人を抜けたので、あとはこのままのペースで楽に走ろうと思ったけれど、これが甘かった。二人の視界から消えるくらいに差をつけとけばよかったのに、二人の視界から消えずにいたため、ペースメーカーになってしまったらしく、しばらくすると追いつかれてしまった。ボトル交換時にカツラさんに抜かれ、STで足を着いたときに足がつり、失速しているときに飼い犬さんに抜かれてしまった。このとき、1時間15分。完全にスポーツクラスの身体になってしまっている。
 この後、5分ぐらいでどうにか走れるようになり、2時間30分ぐらいまでは元のペースで走れたのでもしかしたら追いつけるかもと期待していたけれど、追いつけなかった。
 着順は、飼い犬さん、カツラさん、私。”この日のレースに掛ける思い”の順になった。

ドカヘル&オークリーが雷太さん
レース後、泥跳ねで衣ができた
今年の親子レースのバトンはうまい棒5本

2011年10月8日土曜日

カーボンフレームを磨く


  何年もJで使ったマウンテンバイクのフレームなんて小傷だらけだし曇っていてぜんぜんきれいじゃない。いくら弟にあげるフレームだからといって、これじゃあもらってくれても大事に乗ってくれそうもない。

だから、カーボンフレームをコンパウンドで磨く。遠慮なく目の粗いコンパウンドを使ってゴシゴシやる。泥だらけのグローブでフレームをつかんだ傷、ワイヤーの擦れた跡、突き刺さって跨ぎ越すのに失敗して踏んづけた跡、レバーが当たった跡、みんなまとめて磨き倒していく。
  そして、最後に鏡面仕上げ用コンパウンド。





 その結果、ピカピカ!!
これなら大事に使ってくれそう。

2011年10月5日水曜日

Inside Macintosh

 スティーブ・ジョブズが亡くなったというニュースを聞いて、自分の中で忘れかけていたものがよみがえってきた。

 憧れていたMacintoshでプログラムを書くことになって、買ってもらったMacintoshの解説本「Inside Macintosh」まだ、Macintosh IIciの頃。高いから1台しか買ってもらえなくて、同僚と取り合いしながらプログラムを書いていたっけ。SE/30でThink Cを使うのは画面が狭くて大変だった。そのうち、会社の大半のメンバーはゲームを作っているような会社だったから、NECのPC-9801がパソコンの主役で、GLIBを駆使していかに高速なグラフィックを扱うプログラムを書くか、そんなことに夢中だった頃だから、Macintoshのユーザーインターフェイスの解説は衝撃だった。ダイアログのボタンの配置は「OK」が右下、その左隣に「キャンセル」。ユーザはダイアログに表示されるメッセージを読まないかもしれない、そのとき一番選択肢として適切なものを「OK」となるようにメッセージは意図し、右下に配置しなさい。ユーザは反射的に「OK」を押すかもしれない。でも、プログラムは出来るだけその問い合わせを拒否できるように設計し、「OK」の左隣に「キャンセル」を配置しなさい。というふうに書いてあったと記憶している。ボタンを配置する位置のピクセル数まで決まってた。アイコンについては、アプリケーションのアイコンとそのアプリケーションが出力したデータファイル(書類)のアイコンは一見しただけに判断できるように同じデザインにしなければならない。例えば、アプリケーションにAという文字を使ったデザインにしたならば、データファイルは書類にAという文字を入れたデザインにすべきだとか。Macintoshがディスプレイがなぜモノクロなのかとも解説されていた。世の中には色盲の人もいるのだから、色で判別しなければならないアプリケーションを設計してはならないと。
 その思想にいっぺんに魅了された。日本語の訳本は手あかで黒くなって臭うようになるまで読んだし、最新のInside MacintoshやAppleから入手できるDeveloper向けの書類を読むために英語を勉強した。SymantecやMetroworksからリリースされる最新の開発ツールを使いこなすためにオブジェクト指向も勉強した。
 そして、Macintoshのユーザーインターフェイスガイドラインは未だに僕の中でインターフェイス設計の基礎として生きている。

 僕が、ジョブズに影響を受け、その後を付いていこうとして、今の開発者としての自分がいる。いつの間にか今の職場のなかで自分の居場所をみつけるために他人の様子を窺うようになってしまっていたけれど、決して楽ではなかった道を選んできたのは、あなたと同じように革新的なものを作りたいという情熱があったからです。そうでした、忘れていました。自分は自分。他人に合わせる必要なんてないんでしたよね。

 ジョブズ、あなたは私の先生であり、私の進むべき道を示してくれました。
今日までありがとう。

2011年10月2日日曜日

8900

 今朝は寒くて走りにいく準備をする気にならない。昨夜の続きでヘッドセットを探していたら出かけるのが遅くなってしまった。8830には間に合わないそうもないのでノンストップで走れるメニューを考えながら走り出すと朝練を終えたhamaさんとばったり出くわした。朝からナンジャを8本も!上ってきたそうだ(笑)。来週の瀬名、頑張ってください。
 ノンストップメニューとして1000ダを50分ペースで3周回るつもりでいたら、マス池の先でみんなに追いついた。30分以上も遅刻したのに追いつくなんて、みんな今日はのんびりメニューなんですね。この時点でストイックな練習メニューは破棄。自分ものんびりメニューに乗り換える。 久しぶりにみんなと一緒に走ってみてレースシーズン中のメンバーは坂道でのダッシュが速い。重いギアを踏んでなかった自分は追いてかれるけど、坂の中盤から僕の方が伸びる。最近の長距離練習の効果のようだ。
 2000ダした時点で11時15分。もう1周走るかな?と思ったけれど、誰もそんなそぶりを見せず、藤棚の下にどっかり腰を下ろしておしゃべりすることにした。藤棚の店主にアイスを勧められて、みんなでアイスをかじる。夏も去りアイスの時期も終わり。

2011年10月1日土曜日

NRS

下の弟がマウンテンバイクに乗りたいというので、NRSを実家から持ってきた。
 持ってきたのはいいけれど、案外くたびれている。ヘッドセットが渋いので交換したいところだけど、合いそうなものがFSAにもCANE CREEKにも見つからない。