2010年10月11日月曜日

J瀬名

 前回の富士見での失敗を反省して、今回の瀬名は周りがどんなけ重いペダルを踏んでようが自分は自分のペダリングをすると決めていた。今の自分の状態では重いペダルを踏んでは保たないのだ。

スタートはタイミングよく反応し、ペダルも一発ではめれたけれど、重い芝で加速できずにいたら一気に集団から置いていかれた。集団の最後尾からあっという間に10mほどの差が出来るが、上りに入ると徐々に差が詰まってきて追いつくことができた。周りはハーハー、ゼーゼーきつそうだけど、こっちは軽いペダルで追いついて来たのですごい楽。得した感じ。シングル下りに入ると、4、5人前にいるすずひろさんが前走者から遅れていていくのがみえる。追いつきたいけど、自分の前の人も下りが遅くて徐々に離れていく。下りきる前に72位と告げられる。

平坦路に入っても、重いペダルを踏まないように気をつけて追いかける。1人、2人と抜いてすずひろさんに追いついた。平坦路なのにリアの変速を繰り返している。ディレーラーが落ち着かないようだ。昨日、試走のときにも調子が悪いと言ってたっけ。抜かせてもらって折り返し地点で後ろを確認すると、いると思ったけれどいない。見渡してみたけれど、姿が見えない。今日はあっけなかったな。
1周目が終わって66位ぐらい。

 2周目の平坦路に入ったところで、落ち着いて脚の状態を確認する。踏まないようにして来た効果があって、疲れがきてない。63位ぐらいまで上がったはず。50番台でゴールしたい。ところが、このころからブレーキレバーの引きしろがなくなってきて、ブレーキが利かなくなってきた。激下りでは思うようにブレーキが利かないので力みがはいる。

3周目になると、抜いてきた人に抜き返されるようになってきた。自分では脚も残しているしペースを落としていると思っていないのに、何人にも抜かれて、着いていけない。この辺で68位ぐらいまで落ちたかもしれない。田んぼのあぜ道から激上りになることろで5、6人のパックに追いついた。あれを抜けば取り戻せるかもしないと思ったら、上りきる寸前の石でスリップして脚をつってしまった。太腿の前側がつって、脚がのびた状態でつっぱって曲げられない。ずいぶん長い間動けなくなってしまった。ペダリングさえ出来ればつるのは治まると思い、屈伸一発してなんとか自転車にまたがるが、もうペダリングの回転が上がらない。前には追いつけなくなった。が、後ろも見える限り誰もいないようだ。
 本部前まで戻ってくると、まだ80%が始まってなくて、4周目があるかもと教えてもらえた。今の状態からすると、嬉しさ半分、ヤバさ半分。激下りに行くまでに一人に抜かれる。太腿に力を入れると終わってしまいそうで追うことが出来ない。ブレーキも利かないので、そろーり激下りをやり過ごし、コテージ裏にきたところで、ピンクジャージが「油断しましたね」と言いながら抜いていった。やられた、すずひろさんだ。そのまま、80%テントまで追いつけずに終了。

後で聞いたのだけど、本部前でhamaさんがすずひろさんに「20秒前にヤマダ。」と教えたそうだ。昨晩、宿でビールをごちそうしたのに、それは裏切りじゃね!?

冗談はさておき、50番台も手が届きそうになってきたと思うけれど、後半のタレは踏んだとか、温存したとかに関係ないようだ。なにか、気づいていない重要なことがありそうなんだけど、それがなにかわからない。

3 件のコメント:

ピンクジャージ さんのコメント...

Mackyにも教えてもらったのでHAMAさんだけはありません。
ちなみに変速は3周目で(なぜか)直ったので、そこから挽回しました。

hama さんのコメント...

仲間同士切磋琢磨してこそ本物。
YAMADAさんのための激励ですよw
・・・実際、あそこから追いつくとは思わなかったけど。

yamada さんのコメント...

マッキーもか...

今回は大サービスです。次はもっと前の方でバトルしましょう。