2008年8月26日火曜日

サドルはめいいっぱい高く

 「自転車の国の王子様」という番組を観てて思ったんだけど、別府匠ってサドルが高い。初心者向けにペダリングを教えるコーナーでローラーを回すシーンがあるけど、フラペではペダルに脚が届かず回転がギクシャクしている。3時の辺りでは水平だった足が、4時ぐらいからつま先を下げはじめ、6時の辺りではつま先がかなり下がり踵は2cmぐらい上がっているように見える。その前のシーンでサドルの高さを調整しているところも写っていたから、適当な高さで届いてないわけではないと思う。(プロなんだから、TVの前でそんな適当なことはしないだろう。)
 前々から不思議に思っていたんだけど、BR-1の選手には同じようにサドルが高い人が多いような気がする。MTBだと小笠原選手なんかも高い気がする。なんでだ?そもそもアンクリングは効率が良くないんじゃなかったのか?昔読んだ教科書にはそう書いてあったぞ?でも、ランス本にはペダルと踵はシューズを履いた状態で何cmか開くものだ、届かなくて当然、ペダリングして腰が揺れない高さまで上げろと書いてある。アメリカのオリンピックセンターではそういう高さを基本に調整するようだ。
 ということは、もしかして、もう一段上の競技者を目指すならば、サドルの高さはもっともっと高くしなければならないのではないか?という疑問が湧いてくる。
 有利な点、不利な点をいろいろ考えてみた。たぶん、力の入れ方と抜き方に関係しているような気がする。試してみよう。

0 件のコメント: